【宅録の話】 MTR 初号機 KORG Tone Works PANDORA PXR4 

最初宅録を始めた時に使っていた機材はコルグKORGの Tone Works PANDORA PXR4という手のひらサイズの小さなMTRでした。これは4トラックのMTR(マルチトラックレコーダー=多重録音機)で、4つの音を重ねることができ、それに単純なリズムトラックを加えることができました。なんとギターのアンプシミュレータとエフェクトまで備えていました。この機材を使って、オリジナルのギターインストを作っていました。

音の構成は次のようなものでした。

1)バッキング1

2)バッキング2

3)メロディ

4)メロディ(ハモリ)

5)リズムトラック 

 

曲の構成は次のようなものでした。

メインメロ➡Aメロ➡Bメロ➡メインメロ➡Aメロ➡Bメロ➡メインメロ  

これを基本にして、時としてBメロの後ろにCメロを入れていました。

 

曲の作り方としては、歌本や他人の曲を参考にしながら最初にコード進行を決めます。次にMTR内蔵のリズムマシンを聴きながらテンポとリズムを決めます。これで曲の骨格が決まりましたので、バッキングギターを録音します。次にバッキングを繰り返し流しながら、メロディを考えていきます。最後にハモリメロディを追加して完成です。

 

とても使いやすいMTRでしたが、経験を積むうちにもう少し凝ったドラムパターンが入れたくなったため、初号機は勇退となり、2号機にバトンタッチとなりました。

 

KORG Tone Works PANDORA PXR4