【制作方法】手順10:ボーカルを調整する

皆様こんにちは。menoHonem(メノホネム)です。今日は制作方法の「手順10:ボーカルを調整する」について説明させていただきます。ここがDTMコピーにおいて最も重要な作業工程となります。個性的なヴォーカリストの歌を機械(ボーカロイド)に歌わせるわけなので、どうしても両社の違いが目立ってしまいます。その違いをいかに小さくしていけるかにDTMコピーの成否がかかっています。この手順ではコピーと原曲を2小節ずつ聞き比べながら、細かく調整をおこなっていきます。DTMのリピート再生機能が役に立ちます。曲の1番と2番ではバッキングが同じでも曲メロが微妙に異なることが多く、その違いも細かく反映してコピーしていきます。歌詞の言葉数が少なければ簡単なのですが、言葉数が多かったり早口で歌っていたりするととたんにコピーが難しくなってきます。ひたすら聴き比べをしてオリジナルに近づけていきます。根気の要る作業ですが、ボーカロイドに上手く歌わせることができると幸せを感じます。パズルが解けた感覚です。また、どうしても煮詰まったら、さっさとあきらめて作業を明日に回してしまいます。ご視聴ありがとうございました(礼)