皆様こんにちは、menoHonem(メノホネム、と読みます)です。趣味でDTMとボーカロイドを使って80年代のメタルをコピーしています。今回はアルカトラズ Alcatrazz の「Island in the sun」です。
最初宅録を始めた時に使っていた機材はコルグKORGの Tone Works PANDORA PXR4という手のひらサイズの小さなMTRでした。これは4トラックのMTR(マルチトラックレコーダー=多重録音機)で、4つの音を重ねることができ、それに単純なリズムトラックを加えることができました。なんとギターのアンプシミュレータとエフェクトまで備えていました。この機材を使って、オリジナルのギターインストを作っていました。
音の構成は次のようなものでした。
1)バッキング1
2)バッキング2
3)メロディ
4)メロディ(ハモリ)
5)リズムトラック
曲の構成は次のようなものでした。
メインメロ➡Aメロ➡Bメロ➡メインメロ➡Aメロ➡Bメロ➡メインメロ
これを基本にして、時としてBメロの後ろにCメロを入れていました。
曲の作り方としては、歌本や他人の曲を参考にしながら最初にコード進行を決めます。次にMTR内蔵のリズムマシンを聴きながらテンポとリズムを決めます。これで曲の骨格が決まりましたので、バッキングギターを録音します。次にバッキングを繰り返し流しながら、メロディを考えていきます。最後にハモリメロディを追加して完成です。
とても使いやすいMTRでしたが、経験を積むうちにもう少し凝ったドラムパターンが入れたくなったため、初号機は勇退となり、2号機にバトンタッチとなりました。
新曲の制作開始。今回はAlcatrazz アルカトラズの「Island in the sun」。マイケルシェンカーグループから離れたグラハムボネットが作ったバンドの、ファーストアルバムのシングル曲です。今回は購入したバンドスコアの関係で「Live Sentence」バージョンとなっています。かなりキャッチーな曲で、メタルとは呼べないかもしれません。ただしイングヴェイ・マルムスティーンさんが気持ちよさげにギターを弾きまくっています。楽譜を見ると歌メロの2番が抜け落ちていたりして少々不安ですが、今回も楽曲制作を楽しんでいきたいと思います。完成まで2週間くらいかな。
DTMコピーは本当に楽しいものです。さらに英語ボーカロイドを使えば、洋楽の丸まるコピーができます。とても素晴らしい趣味だと思います。DTMコピーの素晴らしい点を挙げてみますと、
1.楽譜通りにコツコツ入力していけば最後にはカッコ良い曲に仕上がる。大いなる達成感が味わえます。感覚的にはRPGやプラモデル作りに似ていると思います。
2.お金がそれほどかからない。最初にDTM環境を整えてしまえば、あとは各曲の楽譜代くらいです。初期投資にしても、PCと楽器はすでに持っているとすれば、オーディオインターフェース、DTMソフト、ボーカロイドソフト、その他プラグインソフトで数万円もあれば始めることができます。
3.昔、楽器で上手くコピーできなかった曲を再現する喜びがある。また、作ったコピー曲に合わせて楽器を演奏することでバンド演奏しているような感覚を味わえる。DTMコピー曲では好きなパートを抜くことができますので、ボーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボードと、好きなパートで参加することができます。
これ以外にも、作詞・作曲能力やアレンジ力の向上に役に立ったり、好きなアーティストの素晴らしさ(凄テク)を再認識できたり、アルバム制作の面白さ・難しさを理解できたり、といったメリットがあると思います。
これからもDTMコピーを楽しんでいきたいと思います。
皆様こんにちは、menoHonem(メノホネム)です。DTMとボーカロイドで80年代メタルをコピーしています。今回はモトリークルー MOTLEY CRUE の「Dr. Feelgood」です。1989年に発売されたアルバムからのタイトル曲です。このアルバムは全米1位になっています。DTMコピーは少し苦労しました。何といってもボーカル。BPMは118と速くはないのですが、なにせ言葉数が多い。(ぜひともYouTubeを見ながら口ずさんでみてください、難しさが分かります)歌詞を並べて音程を割り振ってリズミカルに歌わせるように微調整を繰り返します。ヴィンスニールさんの原曲にははるかに及びませんが、何とか形になりました。Vocaloid5すごい。次にギターですが、ミックマーズさんはアルバムごとにギターが上手くなっている感じがします。この曲でもとてもカッコ良いギターを聴かせてくれています。メインのリフなどシンプルですがとてもカッコ良い。リズム隊はベースのニッキシックスさんとドラムのトミーリーさんです。このアルバムは薬を体から抜いて制作したと言われています。「Dr. Feelgood(気分上々先生)」ってどっちの意味なんでしょうね。DTMコピーでは特に問題なく終わりました。
ご視聴ありがとうございました(礼)